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「どうしてわかるんですか？」

「初めて会ったのに、私なんでこんなことまで話しているんだろう！？」

昔からよく言われる言葉です。

 

 

私がこの仕事をしていて一番やりがいのあるもの。

それは「手で会話をする」ということ。

顔を見なくても、言葉を使わなくても、体に手で触れると、

 

肌、筋肉の緊張・弛緩、皮脂、呼吸、血管、温度等様々な要因が

 

その方の本日、今までの経過、つまり食べた物や運動量やクセ、

物事のとらえ方や行動力、睡眠の状態、等々

生活の状態と心の状態を、その方の体そのものが教えてくれます。

 

施術中はもちろん言葉でもお話しますが、

眠ってしまっていても辛かった箇所を楽にできるように施術し、

術後に食生活や運動に必要な要素を提示できるのも、このためです。

 

もっというと、

私の手の平の細胞たちが、お客様方の細胞と情報交換をしている、

そんな感覚なのです。

 

だから、一度触れたお体は

たとえお名前を忘れてしまうほどお久しぶりになったとしても

また触れれば思い出すんですね。

細胞が覚えているから、それからの変化も、また変化の無さもわかる。

 

これは経験が培ったもの以外の何でもありません。

 

だから

私の一番の宝物であり、一番楽しいことです(^-^)

 

そして

私と、私の施術を受けたことのある方にしかわからない、

細胞間の何とも繊細で巧妙で、且つこんなにもオープンなのに一種の秘め事のような

そのようなやりとりが神経を介して成立するのです。

 

「そうそう、この手だよ。あ～気持ちいい～～」

そんな、十分な解答を頂けることもよくあります＾＾

 

どんな仕事をしていても、

いついかなるときも自分の後ろ盾になってくれるもの、

それは経験だと思います。

誰も奪えないし、お金で買い取ることもできないものです。

 

経験が積まれた時、

結果が形になったり、また自分の「経験」を他者に経験させたりすることもできます。

自分の財産が、誰かの力になっていく瞬間です。

 

どんな方も、生きている限り

１日ずつ経験を積んでいます。

自分に自信の無い方もいらっしゃるかもしれませんが、自信が無いと言いつつも経験だけは積んでいることになります。

経験はいつかその方に「自信」をもたらします。

 

９月になりました。

８月１日の自分を思い返してみます。

私はまた広範囲に１ヵ月分の経験を積みました。

 

大好きな仕事が、さらにまた好きになりそうです（笑）

 

皆様はいかがでしょうか？

９月１日の自分と８月１日の自分、心も体も新陳代謝しましたか？☆彡☆彡