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魔女の鍋 ~血合い~
先日スーパーで、何やらてんこ盛りの赤黒い物体が目に入りました。
パックがはじけそうなほどぎゅぅぎゅぅに入っています。
「なぁに?」手にしてみれば、それは黄肌マグロの血合いでした。お刺身で使用しない、切り落とした部分です。
「きゃー♡」
血合いだとか、魚の眼球部分が好きな私はソク購入。それも2パック。
お料理する時間がちょっと取れない日が続きそうだったので、常備菜にして瓶に詰めようという作戦です。
お鍋にいっぱいの血合い ↑
湯引きして余分な臭みを取り、カット。
大量の生姜をスライス、乳酸菌水とビール酵母とお酢で40分くらい漬け置き。
普通に日本酒で煮ようか、赤ワインで煮ようか悩んで、決まらなかったのでどちらの風味も選ばず、乳酸菌水とお酢で臭み取り。
乳酸菌水とビール酵母は、栄養的にも機能的にも万能すぎて本当に便利なんです♡
私のお料理には必ず使用されていると言っても過言ではない^^
あと何か、少し野菜の香りで風味を足したいなぁ。。と、冷蔵庫を開けて、カブがいたので
カブの葉っぱを、香味&落とし蓋の役割を兼ねて敷き詰め、お鍋の蓋をして煮込み、
しばらく煮てからお醤油を入れて30分くらい煮ました(^-^)
血合いのみを買ってきてお料理したのは初めてでしたが、しっかり美味しい血合いの煮つけが出来ました(*´ω`*)
でもそのまま保存、1日寝かせてから食べ始めました。
こういう類のものは調理後2日くらい経ってからが美味しいのです^^冷えればスープもプルプルの美味しい煮こごり状態です🎵
マグロやカツオなどは、長距離の遊泳をし続けるため十分な酸素の供給が必要で、そのために酸素を運ぶ部分の筋肉「血合い」を多く持っているのだそうです。
私達がお刺身で食べている赤身は、瞬発力を生む大きな筋肉で、普通に遊泳しているときは血合いの部分の筋肉が働くみたいです。
魅力的なのは血合いのその栄養価で、
鉄分・タウリン・DHA・EPA・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB6がかなり豊富に含まれていて
忙しくても、優秀な常備菜があると栄養バランスを偏らせずに過ごせるので、かなり重宝します(^^♪
たくさん作ったので、4日目くらいに少し風味を変えて楽しみました。
赤ワインと、少量のフェンネル・カルダモン、ごく微量のナツメグを足して煮込み直したら、これまた!かなりの美味でした!!♡
やはり、赤身の魚肉に赤ワイン+お醤油の調理は合いますね^^♪
今度は最初から赤ワインとスパイスで煮てみようと思います^^
私は血合いだとか、レバーだとか、羊肉とかが大好きなんですよね~。
去年の夏は巨大な牛の肝臓ちゃん、豚の肝臓ちゃんをグツグツしてましたね。
懐かしいw
牛レバーの角煮、また食べたいと親友からリクエストいただいたので
今度また作るかもです^^
お料理って、楽しいし
栄養って、「忙しいから」を理由に偏るものでも無いのです。
魚は下処理がひと手間要りますが、レバーは(特に鶏レバーは)簡単にスタミナ常備菜が作れますから、
是非皆様も、今後来たる夏バテ防止にチャレンジしてみてください☆彡
より簡単な、より食べやすい風味にしたければお好みを聞いてアドバイス致します♪
お気軽にお尋ねくださいね☆彡